今回は、2006年にキアヌ・リーブス&サンドラ・ブロック主演でハリウッドリメイクもされた韓国映画「イルマーレ」
原題は「시월애(時越愛)」。
そう、読んで字のごとく今回も”愛は時空をも越える!”的なストーリー。
夢子が大好きなロマンチックな映画なのです。
ちなみに、以前投稿した「愛の手紙」(ゲイルズバーグの春を愛す)の時にも書いたのですが、岩井俊二監督の名作「Love Letter」に影響を受けたとも言われる作品だそうです。
作品紹介
【作品名】
イルマーレ(2000年)
<原題:時越愛>
【スタッフ・キャスト】
<監督>
イ・ヒョンスン
<出演>
イ・ジョンジェ
チョン・ジヒョン
【あらすじ】
99年12月、“イルマーレ(イタリア語で”海”を意味する)”と名付け られた海辺の一軒家。
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この家に住んでいたウンジュ(チョン・ジヒョン)は、引っ越しの日郵便受けに手紙を置いていく。
それは次に越してくる住人に宛てたものだったが、その手紙はなぜか2年前である97年現在そこに住んでい るソンヒョン(イ・ジョンジェ)の元に届く。
送り間違いだと思ったソンヒョンは、ウンジュにもう一度確認するよう返信するが・・・。
おすすめポイント
①過去と未来の文通
違う時代に生きる見知らぬ男女がイルマーレの郵便受けを介し、手紙を交わしながら少しづつ心を通わせ惹かれあっていく姿に胸キュン。
②美しい映像とロマンチックな音楽
タイトルにもなっている「イルマーレ」が素敵!
排水どうなってるの?とか、台風来たらやばくない?とか、そんなことはいいんです。
だってロマンチックだから。
全編を通して、紗がかかったような(夢子のイメージです)優しい映像で映画の世界観にピッタリ。
そして音楽のセンスもいいんですよ♪
③会えそうで会えないもどかしさ!
2年という時間に隔たれた二人。
会えそうで会えない、その距離感が切ない!
果たして二人が会える日は来るの?とドキドキハラハラです。
④今や大女優!チョン・ジヒョン
この映画の翌年「猟奇的な彼女」で大ブレイクするチョン・ジヒョンの初々しさとキュートさも見どころです!
まとめ
韓国って、じめっとした「恨!」みたいな映画も面白いけど、この手の作品も上手いですよね。
「韓国では詩集がよく売れる」って昔聞いたことがあるのですが、分かるような気がします。
というか昔の韓国と言えば、映画はメロドラマ!歌はバラード!みたいな印象だったな・・・と、思ってちょっと調べてみたら、韓国メロ映画が全盛期を迎えていたのが2000年代で、2010年代後半に入りだんだん減ってきている、というような記事を目にしました。
確かに日本も昔に比べたら純粋な恋愛モノ(特にドラマ)って減ってきてますよね。時代ですかね・・・。
でもやっぱり、たまにはこういうベタな恋愛モノもいいですよね。
ゆっくりと時間が流れていくような静かな映画なのでリラックスしたい時や、心が疲れているときにおススメです♪