WICKED 『ウィキッド ふたりの魔女』

映画

先日、現在上映中の映画「ウィキッド ふたりの魔女」を観に行って来ました。

前回の劇団四季(東京公演)のチケットは取れず、原作も未読な夢子は、今回が初・ウィキッド♪

「オズの魔法使い」に出てくる、悪い魔女に焦点を当てた物語、、、ぐらいの浅い知識の夢子。

そもそも、オズの魔法使い自体、むかし映画を見たきりで、魔女の記憶もあやふや・・・。

今回ウィキッドを観に行く前にもう一度見直してみようと思っていたものの時間がなく・・・色々と準備不足?の中での鑑賞となりました。

あらすじ

魔法と幻想の国オズにある<シズ大学>で出会ったふたり― 誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望むみんなの人気者グリンダは、大学の寮で偶然ルームメイトに。

見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれかけがえのない友情を築いていく。

ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。

それは、世界を、そしてふたりの運命を永遠に変えてしまうものだった…。
引用:映画『ウィキッド ふたりの魔女』公式サイト




夢子の感想〜続編の公開はいつ?

観ていてツッコミどころは色々あるものの(緑色の肌がコンプレックスの拗らせ女子と愛すべきおバカちゃんの友情物語か?)世界観は素敵だし、なんと言っても楽曲が素晴らしいので、見応え十分な161分間でした(長い!)。

ラスト、シンシア・エリヴォ演じる拗らせ女子(すみません)ことエルファバが魔女としての本能に目覚め?名曲「Defying Gravity 」を歌いあげるシーンでは鳥肌が。

と、この1番の盛り上がりのシーンで本作はラストを迎え、続編(パート2へ続きます!

ちなみに、続編の公開は日本での公開はまだ未定の様ですが、アメリカでは2025年11月21日に公開される予定のようなので、日本でもそう遠くない時期に公開されそうですね♪

原作「ウィキッド〜誰も知らない、もう一つのオズの物語」

そして、ウィキッドの原作がこちら。

グレゴリー・マグワイア(1954年〜)によって1995年に発表された小説で、アメリカ児童文学の金字塔「オズの魔法使い」に着想を得て書かれた作品とのこと。
また、彼にとって初の大人向け小説なんだそう。

その後、2003年にブロードウェイでミュージカル化されたことで人気を博したそうで、日本でも劇団四季の人気演目ですよね。(観たことないけど)

1年近く前に購入し長らく積読状態だったこちらの小説・・・映画鑑賞までには間に合わず、ようやく最近読み終えました。

むむむ、、、映画とかなり違う・・・。

映画と比べ、だいぶダーク!よくこれがあんなにキラキラ⭐︎な映画になったわね?な印象。

作者のグレゴリー・マグワイアが本作を書く直接のきっかけとなったのは、1991年に勃発した湾岸戦争なのだそう。

「オズの魔法使い」にはなぜ悪い魔女と善い魔女がいるのか。
なぜ一方の魔女は排除されなければならなかったのか。
排除された側から見た善と悪とは。
〜ハヤカワ文庫「ウィキッド」解説より一部抜粋〜

本作は、人種や性差別をはじめ、様々な社会問題が風刺を込めて描かれており、そういった意味でも大人向けの小説なのかもしれません。

映画を観る前に読もう!と思っていましたが、読んだ後に観に行っていたら、そのギャップに戸惑っていたかもしれないので、間に合わなくて正解だったかも・・・?

最後に・・・

原作とは逆に、やっぱり見直してから行けばよかったかも、とちょっぴり後悔しているのが映画「オズの魔法使い」(1939年)。

ジュディ・ガーランドの話を知った今では、純粋に楽しめない部分もありますが、、、でも作品には罪はない!(と思いたい)

今見ても本当にワクワクしますね♡こんな作品が90年近く前に作られていたなんて!

きっと映画を見たことのない人でも一度は「Over The Rainbow」を耳にしたことはあるはず。

・・・というわけで?今夜は「オズの魔法使い」を見よう!と今から決めている夢子でした♪

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