2004年の映画公開から20周年を記念し、”オペラ座の怪人 4K デジタルリマスター”として6/14から全国上映されているということで、先日観に行って来ました!
公開当時観に行ったしな、配信でも観られるしな(と思ったら、夢子が加入しているamazonでは配信してなかった)・・・とちょっとだけ迷いましたが・・・
やっぱり観に行って大正解!
映画館の大きなスクリーンで観るべき!
by 夢子
< Story >
刺激と絢爛、情熱の時代であった19世紀パリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。
ファントムは若く美しいオペラ歌手クリスティーヌに才能を見出し、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを“音楽の天使”と信じてプリマドンナへと成長する。幼馴染の青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心を惹かれていくが、
ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。
一方怪事件が続くオペラ座では、ファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がる・・・。
引用元:『オペラ座の怪人4Kデジタルリマスター』公式サイト
見どころはなんと言っても・・・
アンドリュー・ロイド=ウェバーによる名曲の数々!
そして絢爛豪華な舞台装置、衣装、映像美、、、圧倒的なスケール!
冒頭、巨大なシャンデリアを皮切りに過去の輝きを甦らせる劇場のシーンでは、あの有名な音楽も相まって鳥肌が。
ファントム役のジェラルド・バトラーのカッコ良さ、セクシーさは言わずもがな。
そして今回改めて検索して知ったのですが、ヒロイン/クリスティーヌ役を演じたエミー・ロッサムは当時17歳だったんですね!
幼少の頃からオペラを学び、7歳から舞台に立ち錚々たるオペラ歌手たちと共演してきたとのことなので、当時17歳とはいえ十分なキャリア。
あんなに可愛い上に、あんなに歌まで上手いなんて・・・世界って広いですね。
ラストの薔薇の意味は?(ネタバレ有)
その見た目から(奇形)見せ物小屋で怪物のように扱われて来た少年。
ある日、オペラ座の研修生だった少女(後のマダム・ジリー)に助け出され、オペラ座の地下深くへと逃げ込んだ少年。
その日からオペラ座だけが彼の世界となり、そこで出会った少女クリスティーヌだけが彼の生きる希望となった。
その唯一の光であるクリスティーヌを失うことへの絶望や怒り、そして悲しみや孤独を思うと、ファントムが可哀想でホロリと来てしまいました。
そして映画はラストへ・・・。
時は経ち、愛する人と結婚をし母になり、そして人生を全うしたクリスティーヌ。
そのクリスティーヌのお墓に一輪の赤い薔薇が。
このシーンに対し特にセリフや説明はありません。
でも、映画を観た人誰もがこう思ったでしょう、、、「ファントムだ!」
生きていたのね(涙)
何十年経ってもなおクリスティーヌのことを想うファントム。
クリスティーヌを失ってからの長い年月、彼はどのように、そして何を支えに生きてきたのだろう。
そんなことを想像してはまたホロリとくる夢子。
でも、きっとクリスティーヌも生涯ファントムを忘れたことはなかったでしょう。
今回20年ぶりにオペラ座の怪人を観て、色々感情移入してしまったのか?若い頃に見た時よりもグッと込み上げるものがありました。
やはり「名作」は何年経っても色褪せることはないですね。
ミュージカル「オペラ座の怪人」〜25周年記念公演inロンドン〜
そしてこちらは、ミュージカル『オペラ座の怪人』の誕生から25周年を記念した特別公演の模様を収録した舞台映像(2011年)。
prime対象作品ではありませんが、amazonでも観られます♪
https://amzn.to/45LDamm
本編が素晴らしいのはもちろん!(上記の映像にはありませんが)カーテンコールがまた本当に豪華なんです!
歴代のファントム達も登場し、まさに奇跡の舞台!
そしてアンドリュー・ロイド=ウェバーから、「私の音楽の天使」という紹介とともに最後に登場するのは初代クリスティーヌ役を務め、またロイド=ウェバーのかつての妻でもあったサラ・ブライトマン!
歌姫オーラがすごい!
そして豪華といえば、もう一つ。
本編に”バレエ界の異端児”と呼ばれるダンサー、セルゲイ・ポルーニンも出演しています。
(英国ロイヤルバレエ史上、最年少でプリンシパルとなりながらもわずか2年後に電撃的な退団を発表)
・・・ちょっと脱線しますが、セルゲイ・ポルーニンを追ったドキュメンタリー映画(予告編)はこちら。
とにかく見どころがいっぱい!
最後は「ブラボー!」と画面の中の観客たちと一緒にスタンディングオベーション!の気分です。
映画版、舞台映像版、どちらも夢のような時間が過ごせる素晴らしい作品ですよ。