タイムトラベル物のストーリーに惹かれがちな夢子。
しかも未来ではなく、過去になんだか無性にロマンを感じてしまうのです。
未来はこれから行くことができるけれど、過去にはどうしたって戻れないからでしょうか・・・。
・・・そんな夢子の独り言はさておき、今回はこちらの映画「ミッドナイト・イン・パリ」
作品紹介
【作品名】
ミッドナイト・イン・パリ(2011年)
<原題:Midnight in Paris>
【スタッフ・キャスト】
<監督・脚本>
ウディ・アレン
<出演>
オーウェン・ウィルソン
マリオン・コティヤール
キャシー・ベイツ
エイドリアン・ブロディ
【あらすじ】
ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。
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そんな彼がある夜、0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代だった!
これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人を名乗る面々と、妖艶な美女アドリアナが現れて・・・。
おすすめポイント
①憧れの時代にタイムスリップ!
主人公ギルがひょんなことから迷い込んだのは・・・なんと芸術花開く1920年代パリ!
自分が憧れてやまない時代・場所にタイムスリップなんて考えただけでワクワクしちゃいます。
②なんてたっておしゃれ
冒頭から素敵なパリの街並みにうっとり&テンション上がります。
華やかで優雅な衣装・セット・音楽・・・どこまでおしゃれなの!
これだけでも一見の価値あり!
「パリ」を題材にした作品は多いけれど、それも納得。
やっぱりパリっておしゃれだな~特別感ありますよね。(行ったことないけど。)
③次々に現れる偉大な芸術家たち
ピカソにヘミングウェイにコールポーター・・・!!!
タイムトリップした先で、主人公は名だたる文豪や芸術家たちに遭遇するわけですが、そんな偉大な芸術家たちも、その時代当たり前の「日常」を生きていたわけで、、、夢子と同じように美味しいものを食べて幸せを感じたり、春の訪れを喜んだり、、、そんな些細な日常があったんだろうなと思うと、なんだか親しみを感じてしまうのです。
まとめ
「もしこの時代に残っても、またいずれ別の時代に憧れるようになる。
その時代こそが黄金時代と。
現在って不満なものなんだ、それが人生だから。」
劇中のこの台詞が心に刺さります。
憧れの時代にタイムトリップしたギルですが、その時代の人たちもまた「あの時代は良かった」と過去を羨むわけです。
キラキラして見える憧れの時代も、その時を生きる人たちにとっては「日常」でしかないですもんね。
ちなみに、「ミッドナイト・イン・パリ」の元ネタと言われている映画がこちら「夜ごとの美女」(1952年)
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不満だらけの日常を送る貧しい音楽教師が、夜ごと夢の世界で様々な時代に迷い込み・・・というストーリーなのですが(ストーリーと言ってもハチャメチャでまさに”夢”のようなドタバタ劇)、、、やっぱり、いつの時代の人も現在に不満を抱え、過去に憧れを感じるものなのかもしれないですね。
色々ある”現在”ですが、何百年も先の未来の人たちが「なかなか素敵な時代だったのね~」と思ってくれるような世の中になったらいいな、と思う夢子でした。