フランス・パリ・ベルサイユ、、、タイムリーなところでは、連日熱い戦いが繰り広げられているパリオリンピック。ベルサイユ宮殿で行われた馬術、とっても素敵でしたね♪
そして、ベルサイユと言えば、、、
やっぱり「ベルサイユのばら」!!!
ベルばらについて今さら夢子が説明する必要もないかと思いますが、念の為・・・。
革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』。
1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破。
不自由な時代の中で、身分や性別を乗り越え自身の手で人生を選びとり、フランス革命へと飛び込んでいく美しいオスカルの生き様は、少女たちの共感、そして憧れを一身に集めた。
連載中から読者の熱狂的な支持を集めた本作は、その後、宝塚歌劇団による舞台化やTVアニメ化もされ、
引用元:劇場アニメ『ベルサイユのばら』公式サイトより
日本中で社会現象となった。
宝塚のベルばらは有名ですが、驚いたのがなんと韓国でもベルばらが新作オリジナルミュージカルとしてこの夏から(まさに現在?)上演されているようですね!
2025年新春には、ベルサイユのばら誕生から50年の時を経て完全新作となる劇場版アニメ「ベルサイユのばら」の上映も控えており、何かと話題の?ベルばら。
夢子も子供の頃、夢中になって漫画を読みましたし、もちろんTVアニメも見てました!
そして宝塚大好き少女だった夢子・・・この辺りの歴史の知識と言えば、ほぼ”ベルばら”から成り立っている気がします・・・。
フランス革命やマリーアントワネットを題材とした作品はたくさんありますが、今回夢子が観た映画はこちら。
映画「マリーアントワネット」(2006年)
監督・脚本はソフィア・コッポラ、そしてマリー・アントワネットを演じるのはキルステン・ダンスト。
全体を通しての夢子の印象は「お騒がせセレブ in ベルサイユ!」な感じでした。(上手く伝えられない・・・。)
14歳という幼い年齢で国を背負い一人フランスに嫁いだ孤独や、様々なプレッシャー(世継ぎ問題とか)なども一応描かれているものの、肝心な?フランス革命の部分やシリアスな描写はほとんどないので、ベルばら読者には物足りないかも。
(製作陣のコメントを読むと、伝記映画というよりはマリーアントワネットを一人の少女・女性として描いた青春映画としての側面が強いよう。)
ストーリー的には今ひとつな感じは否めませんが、、、本物のベルサイユ宮殿で撮影されたというだけあって、まさに絢爛豪華!ファッションもすごく可愛い!ひたすら甘い砂糖菓子のような映画!
気軽に観られる作品なので、重い内容の映画はちょっとね、、、な気分の時にちょうどいいかも♪
漫画「ベルサイユのばら」
そして映画を観終わった後に夢子が感じたことは・・・
やっぱり”ベルばら”ってすごい!池田理代子先生ってすごい!!!
池田理代子さんは、ツヴァイクの「マリー・アントワネット」を高校生(!)の頃に読み、いつかマリー・アントワネットの生涯を描きたいと思ったのが、ベルばらを書くきっかけだったとか。
(それがいつしかオスカルの方が有名になってしまって・・・と、昔のインタビューで答えていらっしゃいました。)
夢子も読んでみようと買ってみましたが、長年積読状態・・・最近やぁっっっと少しずつ読んでます。
他にも遠藤周作さんの書かれた小説「王妃マリー・アントワネット」。
こちらは”壮大な歴史ロマン小説!”という感じで読みやすかったです。
夢子の知識が浅いので、どこまでが真実でどこまでが創作か分からないことも多かったのですが・・・でも、それゆえ純粋に物語として楽しむことができました。
結末が分かっていてもハラハラし、あと数十分早ければ逃げきれていたのでは、と切なくなりました。
もしここがこうだったら歴史は変わっていたかも!と思わせる場面が多く・・・でもこれが運命なんでしょうね。
最後に・・・
今もなお多くの人に愛され続けている不朽の名作「ベルサイユのばら」。
来年公開の劇場版アニメがどのような作品になっているのかも楽しみです♪
(すっ、すっごいキラキラ!昭和生まれにお馴染みのあの主題歌は今回出番ないのかな・・・)
話は変わりますが、少女の頃一生懸命買い集めた漫画や本。
どこかのタイミングで処分してしまい後悔している方も多いのではないでしょうか・・・夢子もその一人・・・。
ベルばらも大人になってから買い直しました・・・結局良いものは大人になっても良いんですよね。
今持っているお気に入りの品は絶対に手放さないと決めている夢子でした。
フランス人貴族の裏側をちょっぴり覗き見したような気分になる、こちらの面白い一冊もおすすめです♪