冬の調べとタイムトラベル?

ルピシア「ブックオブティー・アンニヴェール(The Book of Tea -en hiver)」

普段は断然コーヒー派ですが、冬になると何故か紅茶を飲みたくなる夢子です。

休日の昼下がり(寒い日、曇り空で薄暗いお天気だとより良い)、暖かい部屋の中でお気に入りの温かい紅茶を飲みながら本を読むのがお気に入りの時間です♪

そんな夢子が先日本屋さんでたまた見つけたのは、お茶の専門店として有名なルピシアの「ブックオブティー・アンニヴェール」

本屋さんでルピシア?と不思議に思いましたが、調べてみたらルピシア店舗以外に一部書店でも販売しているようでした。
※数量限定、なくなり次第終了だそうです!

ルピシア人気シリーズ「ブックオブティー」

そのコンセプトは”本を読むように紅茶を楽しむ”なんだそう!

大きな本のようなBOX。
これだけでワクワクします♡
贈り物にも良さそう!

シリーズ最新作のこちらは、フランス語の副題「en hiver(アンニヴェール)=冬に」の通り、”冬の調べ”をテーマにした30種類のティーバックが♪

ちなみに夢子が購入したのはつい最近ですが、販売開始は昨年10月下旬からだったようで、クリスマスにちなんだお茶も入っています。
(今更ながらクリスマスを楽しんでいる夢子です。)

こんな風にお茶ごとにQRコードがついていて、スマホで読み込むとその紅茶をイメージした「音」を聴くこともできて面白いんですよ♪
ルピシアHPでサンプルを聴くことができるので、気になる方はぜひ)




大人にもおすすめ!児童文学「時の旅人」

私 ペネロピー・タバナー・キャメロンが、少女の頃のできごとをおはなしします。
その不思議な経験は、今でも、どんなこまかいこともみな、とてもはっきりとおぼえています。

引用元:〜岩波少年文庫「時の旅人」より〜

今回、お気に入りの紅茶と共に久しぶりに読みたくなったのがこちらの一冊。

児童文学の括りではありますが、子供だけなんて勿体無い!大人が読んでもすごく面白い!
夢子大好きなタイムトラベルものです♪

病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピーは、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。
王位継承権をめぐる歴史上の大事件に巻き込まれた少女の時をこえた冒険。
〜岩波少年文庫「時の旅人」作品紹介より〜

情景描写が素晴らしく、摘みたてのハーブの香り、森にそよぐ風、ふかふかのベッドの感触、砂糖漬けのお菓子の甘い味、ヒマラヤ杉の木漏れ日、小鳥のさえずり、、、そんな一つ一つがこちらにも伝わってくるようです。

悲劇的な運命を知りながらも変えることのできない歴史。

切ないけれど温かい、とても素敵な物語です。

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