リトル・ダンサー

映画

先週末に引き続き「モネ展」は大混雑だという情報を目にした夢子、今週もまたまた予定を変更して映画を観に行って来ました!

23年ぶりの劇場上映となる「リトル・ダンサー デジタルリマスター版」

「ヒューマントラストシネマ有楽町」にて鑑賞

都内だと池袋や新宿など数ヶ所の映画館で上映中のようでしたが、今回訪れたのは夢子初めてのヒューマントラストシネマ有楽町

有楽町駅から徒歩1分ほど、ITOCiAの中に入っているこぢんまりとした映画館です。

夢子が観た時間帯は”シアター2”にて上映。

座席はネット検索しつつ、迷った結果、「D-3」と「D-4」に決定。

前すぎる?と思ったのですが、結果なかなかのベストポジションでした♪

作品紹介

【作品名】
リトル・ダンサー(2000年)*日本公開2001年
<原題:Billy Elliot>

【スタッフ・キャスト】
<監督>
スティーブン・ダルドリー

<出演>
ジェイミー・ベル
ジュリー・ウォルターズ
ゲイリー・ルイス
アダム・クーパー

【あらすじ】

1984年、イングランド北東部の炭鉱町。
母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされている。

ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。

そしてビリーはバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していくが……。

引用元:映画「リトル・ダンサー デジタルリマスター版」公式サイト




夢子の感想

夢子、確か20年くらい前にレンタルして観て以来?、、、久しぶりすぎてほとんど覚えてなかったのですが、今回改めて観て超感動!!!

炭鉱労働者として働く無骨な父と兄、貧しい家庭、認知症の祖母、、、バレエが盛んな英国であっても、あの時代・労働者階級の人々にとってバレエなんて別世界、「金持ちの家の女がやるものだ」という考えだった(過去形かは分かりませんが)んでしょうね。

引用元:ヒューマントラストシネマ有楽町公式サイト

ビリーのバレエに対するひたすら純粋な情熱と才能に触れた父が自分の信念を曲げてまで、”息子の夢を叶えてやりたい!””息子の将来を潰すわけにはいかない!”と葛藤する姿に、夢子ホロリ。

映画館の中からも鼻を啜る音が聞こえたのは気のせいではないはず。

親子愛、兄弟愛、師弟愛、友情、青春、旅立ち、、、”名作”のキーワードがずらりと揃ってます。


そして感動のラストシーンへ!!!

時は経ち、、、ロンドンのウエスト・エンドの劇場。

客席には、「白鳥の湖」の上演開始を今か今かと待ち侘びるビリーの父と兄、幼馴染の姿が。

そして皆が見つめる今その時、、、プリンシパルへと上り詰めたビリーがついに舞台へと舞羽ばたく・・・!


25歳となったビリーを演じるのは、元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのアダム・クーパー

登場はラストシーンのこの一瞬だけですが、さすが!夢子鳥肌!強烈な印象を残します。

余談ですが、バレエダンサーの熊川哲也さんとアダム・クーパーは、若手ダンサーの登竜門であるローザンヌ国際コンクールに同じ年(89年)に出場していて(この時金賞を受賞したのが熊川氏。)、ロイヤル・バレエ・スクールの同期でもあるんですよね?なんだかエモい(言ってみたかった)。

昨年には、天海祐希さんと「レイディマクベス」で共演されていたりと、日本にも多くのファンを持つアダム・クーパー。

夢子、チケット取れなかったけど、、、またいつかチャンスがあるかしら。

最後に・・・

やっぱり名作と呼ばれる作品は何年経っても色褪せることがないですね。

映画を観終わった後、ただただ純粋に「良い映画を観たな」と感じたのは久しぶりかも。

観に行こうか迷っている方は、この機会にぜひお見逃しなく♪

次は、11/8から約30年ぶり?に劇場上映される映画「イル・ポスティーノ〜4Kデジタル・リマスター版〜」を楽しみにしている夢子でした♪

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