モンゴメリと言えば「赤毛のアン」。
夢子も大好きな作品です。
そんなモンゴメリが、いくつかの短編作品をのぞきプリンスエドワード島以外の場所を舞台に書いた唯一の小説というのが今回の「青い城」。
まるで少女漫画のような?シンデレラストーリー。心温まる、とてもハッピーな物語なんですよ♪
作品紹介
【作品名】
青い城(1926年)
<原題:The Blue Castle>
【作者】
L・M・モンゴメリ(1874-1942)
【あらすじ】
内気で陰気な独身女性・ヴァランシー。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200802000576/
心臓の持病で余命1年と診断された日から、後悔しない毎日を送ろうと決意するが・・・
周到な伏線と辛口のユーモアに彩られ、夢見る愛の魔法に包まれた究極のロマンス!
おすすめポイント
①自分の人生は自分で切り開く
周りからオールドミスと呼ばれているヴァランシー。
・・・ヴァランシー29歳!オールドミスって!(今じゃ絶対NGワードですね。)
そんなヴァランシーが自分らしく生きようと奮闘する姿に元気付けられ、読みながら気づけば自然と口角上がってます♪
②絵画のような世界観
とにかく自然や風景の描写が美しくロマンチックなんです。
”エメラルドの輝きのような日の出、紫水晶のような日没”・・・どんなに素敵かしら。
読み進めながら風景を頭の中で想像するのも楽しい♡
モンゴメリの作品って自然描写が本当に素晴らしいですよね。
③二人の関係にドキドキ
お約束?の謎めいた男性出現。
そんな彼(バーニィ)のことが何故だか気になってしまうヴァランシー。
一体彼は何者???そして二人の行方は?!
まとめ
ロマンチックな作品で乙女心が満たされるだけでなく元気までもらえちゃう一冊!
きっと誰もが心の中に持っている「青い城」。
(”青い城とは?”と思った方は是非読んでみてください♪)
私の”青い城”は一体どこ&何だろう・・・?