先日、パナソニック汐留美術館にて開催中のベルエポック展に行ってきました♪
*12/15(日)まで開催中〜詳しくはコチラ

ベル・エポック―美しき時代パリに集った芸術家たち
展覧会概要
19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。
本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。
〜公式サイトより〜
ミュシャの絵でもお馴染み、この時代を象徴する大女優サラ・ベルナールのためにデザインしたとされるラリック作の舞台用冠も!初めてを実物を見たのでちょっと感動。
一部写真撮影OKのコーナーもありました♪


小規模な美術館なので、ささっと見終わった夢子たち。
入る時には気づかなかったのですが、美術館の入り口近くに本展覧会の紹介映像見られるちょっとしたコーナーが。

先に見ればよかった!!!
時代背景や作品に纏わるエピソードなどが紹介されていて興味深い!
夢子的に、美術館に入る前にこちらの映像を先に見ることをオススメします。
映画「ミッド・ナイト・イン・パリ」

そして、ベル・エポック、パリといえばこちらの映画?
タイムトラベル物のストーリーに惹かれがち&過去になんだか無性にロマンを感じてしまう・・・そんな夢子大好きな映画です。
(未来はこれから行くことができるけれど、過去にはどうしたって戻れないから?)

作品紹介
【作品名】
ミッドナイト・イン・パリ(2011年)
<原題:Midnight in Paris>
【スタッフ・キャスト】
<監督・脚本>
ウディ・アレン
<出演>
オーウェン・ウィルソン
マリオン・コティヤール
キャシー・ベイツ
エイドリアン・ブロディ
【あらすじ】
ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。
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そんな彼がある夜、0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代だった!
これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人を名乗る面々と、妖艶な美女アドリアナが現れて・・・。
おすすめポイント
①憧れの時代にタイムスリップ!
主人公ギルがひょんなことから迷い込んだのは・・・なんと芸術花開く1920年代パリ!
自分が憧れてやまない時代・場所にタイムスリップなんて考えただけでワクワクしちゃいます。
②なんてたっておしゃれ
冒頭から素敵なパリの街並みにうっとり&テンション上がります。
華やかで優雅な衣装・セット・音楽・・・どこまでおしゃれなの!
これだけでも一見の価値あり!
「パリ」を題材にした作品は多いけれど、それも納得。
やっぱりパリっておしゃれだな~特別感ありますよね。
③次々に現れる偉大な芸術家たち
ピカソにヘミングウェイ、フィッツジェラルドにロートレック、そしてコール・ポーター、、、(まだ出てきます!)
タイムトリップした先で、主人公は名だたる文豪や芸術家たちに遭遇!
でも、そんな偉大な芸術家たちも、その時代当たり前の「日常」を生きているわけで。
現代人と同じように美味しいものを食べて幸せを感じたり、クリスマスを待ち侘びたり、、、そんな些細な日常があったんだろうなと思うと、ちょっぴり親しみを感じてしまうのです。
まとめ
「もしこの時代に残っても、またいずれ別の時代に憧れるようになる。
その時代こそが黄金時代と。
現在って不満なものなんだ、それが人生だから。」
劇中のこの台詞が心に刺さります。
憧れの時代にタイムトリップしたギルですが、その時代の人たちもまた「あの時代は良かった」と過去を羨むわけです。
キラキラして見える憧れの時代も、その時を生きる人たちにとっては「日常」でしかないですもんね。
ちなみに、「ミッドナイト・イン・パリ」の元ネタと言われている映画がこちら「夜ごとの美女」(1952年)

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不満だらけの日常を送る貧しい音楽教師が、夜ごと夢の世界で様々な時代に迷い込み・・・というストーリーなのですが(ストーリーと言ってもハチャメチャでまさに”夢”のようなドタバタ劇)、、、やっぱり、いつの時代の人も現在に不満を抱え、過去に憧れを感じるものなのかもしれないですね。
色々ある”現在”ですが、何百年も先の未来の人たちが「なかなか素敵な時代だったのね~」と思ってくれるような世の中になったらいいな、と思う夢子でした。