世界名作劇場「赤毛のアン」

心が荒んできたな、、、と感じたら「今日アン見ない?」が合言葉の夢子家です。

アンと言えばもちろん?「赤毛のアン」(原題:Anne of Green Gables)!

夢子的にはやっぱり赤毛のアン=村岡花子訳なのです。

シリーズ第1作となる「赤毛のアン」は、1908年に出版されて以来、今に至るまで絶版になったことは一度もないほどの人気を誇り、これまでに累計発行部数は全世界で推定5000万冊に達し、36ヶ国語に翻訳されているんだそう。

ちなみに、2024年は作者L.M.モンゴメリの生誕150周年なんですって♪

と言いつつ・・・松本侑子さん版シリーズも巻末の解説が豊富で読み応えあります!

そんな、現在もなお世界中の人々に愛され続けている不朽の名作「赤毛のアン」。

これまで幾度となく映像化されてきましたが、、、夢子が一番原作のイメージに近いと思うのが、世界名作劇場で放送されていたアニメ版「赤毛のアン」

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世界名作劇場と言えば、1975年「フランダースの犬」から、「母をたずねて三千里」「あらいぐラスカル」「赤毛のアン」など数多名作を生んだ日本アニメーション株式会社の作品であり、高畑勲さん!や宮崎駿さん!(なんて豪華!)などが制作に関わっている点もよく知られています。




〜Story〜

カナダのプリンスエドワード島のグリーン・ゲイブルズに住むマシュウとマリラの兄妹は、孤児院から働き手の男の子を引き取ろうとしたが、手違いで空想好きな赤毛の女の子アンがやって来た。

始めはアンを孤児院へ戻そうとしたマリラたちだが、アンと話をするうちに彼女を引き取ることを決める。

グリーン・ゲイブルズでの生活や、親友ダイアナや同級生ギルバートたちと過ごす学校生活の中で、失敗を繰り返しながらもアンは聡明な女性に成長していく。

引用元:https://meisakugekijo.com/about/05/

原作に忠実なのはもちろん、本当によくできた作品だと思います。

現代のアニメでは見られないような、ちりばめられた絶妙な間が素晴らしいんです。
アンが次何を言い出すか考える時間がちゃんと盛り込まれていたり、このシーンにこんなに時間使う?っていうくらい些細な場面にも贅沢に時間がかけられていたり。

グリーン・ゲイブルズにやってきた痩せっぽっちの11歳の孤児の少女が周りの人たちに見守られながら聡明な女性に成長していく姿がとても丁寧に描かれていて、、、没入感、スケール感、充実感、、、!

小説を読んで湧き上がる気持ちと同様の、胸を突かれるようなアンの可愛さだったり、マリラやマシューの人間臭さや、優しさだったり、、、たくさんの色んな「愛」が詰まっていて、本当に心温まる作品なんです。

そんなわけで冒頭に繋がり、、、心がちょっと疲れたり荒んできたなと感じたら、アンに会いたくなるのです。

amazon primeでも観ることができますが、大好きすぎて大人買いしてしまった夢子です

あなたにとって特別な一冊は?

そう聞かれたら、「赤毛のアン」と答える方も多いのではないでしょうか?

夢子も好きな本はたくさんあるけれど、「赤毛のアン」はその中でも特別で、いくつになってもずっと手元に置いておきたい大切な作品です。

今はすっかりおばさん、、、大人になってしまった夢子ですが、思春期にアンに出会えてよかった。

ずっとそう思っています。

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